2017年シーズンを振り返る(福岡ソフトバンクホークス)

 横浜DeNAベイスターズとの死闘の末、二年ぶりの日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスのシーズンを振り返ってみたいと思います。


 ホークスの近年の成績を見ると、2010年以降は8シーズンのうち7シーズンでAクラス、5シーズンでリーグ優勝、さらに4シーズンで日本一と、まさに黄金時代真っ只中といえます。

 今シーズンはパ・リーグ全5球団と交流戦でも勝ち越しと、完全に敵なしの状況になってます。


 次に投手陣の成績を見ていきます。東浜、バンデンハーク、千賀の2桁トリオに石川を含めて4人の被打率が.240未満と、エースクラスの成績を残す投手が多数いるのがホークスの特徴です。中田、武田は成績が若干落ちるものの、打線の援護もあって6人とも勝ち越しができているという恐ろしい状況です。

 リリーフ陣は何と言っても最優秀中継ぎのセットアッパー・岩嵜とセーブ数の記録を更新した守護神・サファテが超強力でした。他にも森、嘉弥真、モイネロが安定した成績を残し、五十嵐が離脱後もチームの成績があまり落ちませんでした。


 続いて野手の成績を見ていきます。ギータ、内川、デスパイネのクリーンアップは超強力です。柳田は日本シリーズでは1番打者としても大活躍していましたね。

 さらに粘り強い中村、2桁本塁打を記録した松田、上林、今宮と、気の抜けない打者が多く存在しており、レギュラー陣は12球団随一の成績を残しました。

 控え選手については川島以外はあまり打率が高いとはいえません。特に大きいのを打てる大砲があまりいない印象があります。


 最後にポジション別のスタメンを見ていきます。全試合出場したサード・松田をはじめ、ショート・今宮、レフト・中村、センター・柳田、ライト・上林、DH・デスパイネはほぼ固定です。ファーストもケガの離脱がなければ内川で決まりですし、キャッチャーも甲斐の成長が大きいですね。やはりレギュラーを固定できるチームは強いです。

 来季以降に向けての課題については30代半ばに差し掛かった内川、松田の後継者をどうするかですね。しかしある程度資金を潤沢に使えるホークスならFAで選手を獲ってこれそうですし、育成システムもしっかりしているので、新しい若手が出てくる気もします。ホークスの黄金時代はしばらく続きそうですね。

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